肩の痛みとメンタル
- つしま整体
- 2月12日
- 読了時間: 2分

原因が分からないけど、肩が痛い。痛みが続く。
実は、肩の痛みは、ストレスや不安、抑うつなどの心理的な要因が原因で起こることがあります。
これは「心因性疼痛」と呼ばれ、肩こりが代表的な症状です。
病院(整形外科)に行っても異常がなく、整体やマッサージを受けても全く変化しない。
そういう時は自覚はあまりないかもしれませんが、ストレスやメンタルの影響で肩こりや肩の痛みが出ている可能性もあります。
肩の痛みとメンタルの関係には以下のようなものがあります。
1.ストレスによる筋緊張
ストレスや不安が続くと、自律神経のバランスが崩れ、筋肉が無意識に緊張します。
特に肩や首の筋肉が硬くなり、血行不良を起こして痛みにつながります。
2.ストレスホルモンの影響
ストレスを感じると「コルチゾール」というホルモンが分泌され、炎症を悪化させることがあります。
これにより肩こりや痛みが慢性化しやすくなります。
3.姿勢の悪化
精神的に落ち込んでいると、無意識に猫背になり、肩に負担がかかります。
長時間のデスクワークやスマホの使用も影響します。
4.睡眠の質の低下
ストレスや不安があると、睡眠の質が悪くなり、筋肉が十分に回復しません。
その結果、肩の痛みが取れにくくなります。
自分で対処できる場合は良いですが、もし肩の痛みが長引く場合や、メンタル面の不調が強い場合は、医師や専門家に相談するのも必要だと思います。
受診する科は症状の程度や原因によって異なりますが、以下のような選択になると思います。
1.整形外科(まずはここから)
2.心療内科または精神科(メンタルの影響が大きい場合)、
3.痛みがひどい場合はペインクリニック(神経痛や筋肉のこわばりが強い場合)
4.補助的なケアで整体やマッサージ、鍼灸などを取り入れるのも効果的です。
ストレスが原因の場合、心と体の両方のケアが大切 なので、無理をせず、自分に合った治療法を見つけることが大切です。